言い訳します。
先月は神戸の再開試合の企画の準備でバタバタしており、noteを更新できず。今月は書くと決めているけど、1ヶ月あけるとちょっとだるいw
そして、もう1年の半分が終わろうとしてる。
今年においては、ほぼスポーツの無い半年が終わろうとしてる。
思い返すと、2月、ACLやJ開幕のタイミングで既に応援自粛とか、マスクとか言い始めてたんだよね。ちょっとおおげさだなー、と思ってたら、こんな大変なことになってた。
でも、今月野球は開幕するし、J2/3も再開/開幕し、J1も7/4に再開する。ほんとに楽しみでしかない!
ただ、チームの方は蓋を開けてみると、今までにないほどの過密日程。降格がないとはいえ、選手の身体が持たなさそう。層の厚さが試されますね。
ヴィッセルやマリノス、FC東京は、上記に更にACLに伴い8月9月には数試合寄せてこられるので、かなり厳しそう・・・
そんなチーム事情は専門の人のnoteなど見てもらえばいいですが、再開に向けてスポンサー側はどんなことを考えて、どんな影響があったのか、書きます!
オンライン?オフライン?今後の企画のカタチ
前回もお話したように、外出自粛期間は大抵選手やチームを活用したオンラインのキャンペーンやアクティベーションが中心となってた。当たり前ですね、オフラインでファンにアプローチできないので。
でも、今後「ニューノーマル」になっていく中で、オフラインの企画も増えてくると思う。オンラインだけど、スタジオでグループで撮影、とか。そういうのが許容はされていくけど、でも全く気にせずできるわけではない、ってのが現実だと思う。このご時世、色々とネットで言う人もいるだろうし。
観客も、第二波が来ていると言われている中、今週末から5,000人規模まで入れはじめる。週末の試合ではプロ野球に観客入ってて、なんか感慨深かったし、Jリーグの試合でもサポーターが嬉しそうにしてたのはホントいいこと。これが、ニューノーマルなのね、ッテ感じ。
余談ですが、こないだ女子高生や女子大生の流行りを探るzoomセミナーに参加したんだけど、主催者がすげーうまくzoomを使いこなしてて、びっくりした。オンラインが主流となってると、ビデオ通話システムを制するものは時代を制する、と大げさにも感じてしまったwアンケートとか、画面の切り替えとか。こーゆー感じでうまく企画に活用できればと思った。
結構クラブ側はこの状況になって、オンラインツールを使いこなしてくるようになったと思う。ただ、同じような企画が並ぶなかで、どのように差別化できるか、ってのが今後は課題なのかもしれない。そこを自分たちもついていきたいと思っている。
リモートワークで朝や昼の情報番組をよく見ていて、最近は少なくなってきたけど、等身大ディスプレイみたいなので、リモートの人、スタジオにいる人、って感じでうまく分けてて、今後スポーツ界でのイベントやアクティベーションもそういうふうになっていくんだろうな、とふと思う。逆に、デジタルがある方が色々と演出できて面白くなるんじゃないかね。人に縛られないこともあるだろうし(交通費とかかからないぶん)。
オフライン+オンラインの使い方、今後はちょっと楽しみ。
ぞくぞくと再開するプロの試合
今後のエンタメのあり方、演出の仕方は、上述した通り色々楽しくなりそうだけど、自分たちが一番力を入れたのが再開後ホーム初戦。
自分の関わっているところでいうと、最初にホーム再開を迎えたのはバルサ。ヴィッセルの再開に向けて色々とやっていてあまりこちらには関われなかったんだけど、基本的には、コロナ禍においても、医療従事者や最前線で働く「フロントライナー」の方々に感謝を伝えることにカンプノウやバルサというアセットを活用しました。
結果的には試合中のLEDや一人の方にフォーカスした短編を出したりしました。
次にホーム再開を迎えたのが、イーグルス。
6/19のプロ野球再開の試合はアウェイのバファローズ戦だったんだけど、ホーム開幕の日ハム戦は偶然にも協賛マッチデーとかぶっていて、「楽天イーグルスファン応援際」として、いろんな事業部と企画を組んで実施していました。
たくさんお得なキャンペーンが走ってたのはよかったですが、楽天TVでは、「100%楽天びいきのナイター中継」と題して、サンドイッチマンをフィーチャーした無料配信を行っていたり、社内でzoomを活用したウォッチパーティを実施したり、エンタメ性が富んでいたこと。
スタジアムに足を運べない状況の中で、楽しいエンターテインメントを提供できていたと思います!
で、ついにやってきたのが、7月4日のJ1再開。ヴィッセルサポーターを楽しませるために、色々考えました。
協賛マッチに込めた思い
■ネーミング
この日のために、5月後半ごろから着々と準備をし、臨みました。うまくいったことや、いかなかったことはたくさんあるけど、総合的には満足はあまりできなかったのが本音。やりたかったことはいっぱいあるけど、できないものもあったし。
でも、できたことを話そう!w
まず、今回の協賛マッチはネーミングが大事だなーと。
例年通りやるなら「Rakuten Super Match」に収まっていたけど、川淵さんも日本トップリーグ機構を通じて、「『無観客試合』に代わる名前を、みんなで考えませんか」と投げかけ、最終的に「リモートマッチ」といおうネーミングになったこともあって、自分たちも工夫しよう、と。
そこで最終的に決まったのが「Rakuten ”__” TOGETHER MATCH」(以下、RTM)。
"__"ってなんやねん。恥ずかしがってる顔文字か。って思っているひともいるかもしれませんが、こだわったのには理由があります。
楽天のブランド施策において、バルサと「Stronger TOGETHER」というキャンペーンを実施したり、Steph Curryやコンマリ、イニエスタ先生なども参加した「Optimitic TOGETHER」というキャンペーンがあったこともあるし、リモートでサポーターはチームと共に戦えない分、TOGETHERはキーワードになるかなー、と。
そして、その前の言葉は色々あるんだけど、Strongerだとバルサのやつまま、パクリになっちゃうし、Optimisticだと日本人は言いづらい、ということもあり、TOGETHERに来る前の言葉は参加するサポーターがそれぞれの解釈(例:EnjoyとかPlayとかSmileとか)で完成させればいいじゃん!と考え、"__" TOGETHERとしました。
■サポーターからの応援を届ける
そして、サポーターは会場で応援ができない、選手はサポーターからの応援が聞けない、という状況をどうやって補うことができるか考えた。
SNSでメッセージを募集して選手が読めるように選手がスタジアムに入場する際に表示するチームもいたけど、RTMではバルサで実施したLEDキャンペーンからヒントをもらい、持っているLED枠にサポーターのメッセージを表示することにしました。タイトなスケジュールで行ったため、2日間のみの募集となったけど、400件強のメッセージが集まった。
実際どのように表示されたかはDAZNのプレイバックを見てもらえればと思うけど、実際投稿したサポーターは自分のメッセージを見れたかも?
ただ、全部LEDで表示できなかったので、残りは次に紹介する特設サイトに掲載することにしました。
■バーチャルスタジアム
次に、サポーターがスタジアムに行けない中で、どのような体験を彼らに届けられるだろうか、を考えたときに、なるべくスタジアムにいる雰囲気を感じてもらえたら、と思った。
そこで作ったのが、「VIRTUAL STADIUM powered by Rakuten」という特設サイト。
いつまでアクセス可能かわからないけど、アクセスしてもらったらわかると思うのが、ちょっとしたスタジアムの没入感というか、回遊している感じ。準備期間が短い中で、かっこよく直感的なサイトができたと思ってます!
この中に出てくるのがいろんな楽天サービスのキャンペーンです。
通常、試合に行くと、スタジアムの周りのブースを回ったり、コンコースで食べ物を食べたり、お酒を飲んだり、ってことをするんだと思うんだけど、飲食はともかく、他のブース体験はできるだろうと。むしろ、リアルなブースよりもバーチャルなブースの方がキャンペーンとか参加しやすいんじゃないか、ということで、たくさん企画を実施しました。(まだ楽天musicのキャンペーンは7月末まで実施中なので、よければ参加してみてください!)
結果はまだ集計中なのですが、各サービス、RTMでいい結果は残せたと思ってます。
ただ、このサイトを作る上でたーーーーくさん、やりとりが裏であり、改めてサイトづくりって難しいんだなー、と感じましたwそのあたりは飲みに言ったらお話しますw
■Optimistic TOGETHER
最後に、RTMのために作ったフィルムを紹介します。
そもそもは別のかたちでフィルムを作りたかったんだけど、色々事情があって、このようなかたちになりました!
といっても、メッセージは変わらずで、今回の企画をプロモすることはもちろんですが、やっとスポーツが始まるワクワク感や楽天がスポーツの新時代を担っていくぞ!というメッセージを込めたつもりです。
隠れタイトルは上述したように日本人が言いづらい「Optimistic TOGETHER」としましたが、みんなで前向きになれればと思っています。
まさにここからがスタート
そろそろ書くのが疲れてきたwここまで読んでくれた人も疲れてきたかと。
そんなこんなで、Jリーグ、スポーツ界にとって歴史的な再開試合を無事終えることができました。ほんとに、関わってくれたいろんな人達のおかげでした。改めて自分一人じゃ何もできないし、周りのサポートがあってなんぼだな、と大きな会社に入って最初の大きな仕事を終えて、思いました。
でも、これはあくまでもリスタートであり、これからも冒頭で述べたようにニューノーマルなスポーツ時代が続いていきます。
その中でも以下に、自分たちがファンやサポーターにとって価値のあるものが提供できるか。今ままでの応援の仕方がしばらくできない中で、どのように彼らとチームをつなげ、新しい体験を与えられるかがキモになってくるか、にかかってると思うので、これからも色々と知恵を絞って、スポーツ界を盛り上げて、もっともっとニュースとかでも取り上げてもらえる施策を練っていければと思いますー!
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July 12, 2020 at 07:31PM
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歴史的なスポーツの再開において|Ken Saito|note - note
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