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「スポーツ視聴は生観戦以上の臨場感」が常識に?「7つのバズワード」で読み解く“コロナ後の劇的変化”(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの脅威は世界中に拡大し、世界経済へのダメージは計り知れない。当然スポーツ界も多大な影響を受けている。この未曽有の危機に、これからのスポーツ界はどう変化していくことが予測されるだろうか? そして、日本のスポーツ界はその変化にどう対応し、好機としていくべきだろうか?

サッカー世界最高峰の舞台、UEFA チャンピオンズリーグに関わる初のアジア人、岡部恭英氏が、スポーツビジネスの最前線で闘い続けてきた視点から提言する。

(文=岡部恭英、写真=Getty Images、プロフィール撮影=野口学)

スポーツ界は、新型コロナとどう付き合っていくべきか

あっという間に世界を混乱に陥れたコロナショック。新型コロナウイルスのような感染症の流行は、5年前のTEDトークでビル・ゲイツも予言しており、歴史をひも解くと、戦争や自然災害と並ぶ人類への脅威であるのは明白だ。特に、人とモノの行き来が、世界規模かつ極めて簡単に実現されるグローバリゼーションが加速した今、コロナ“終息”はなく、あっても“収束”と見た方がいいかもしれない。コロナ収束後も、定期的にこういった感染症の類いが出てくると予測される。では、「Afterコロナ」はなく「Withコロナ」で、人々の暮らし方や働き方が変わるであろう今後、スポーツ界はどう対応していけばいいのか?

「Beforeコロナ」時にも、すでにスポーツ界を取り巻く激的な環境の変化と、その源になるものが議論されていた。例えば、(1)持つ者と持たざる者の格差拡大、(2)パラダイムシフト、(3)グローバリゼーション、(4)視聴習慣の変化、などである。

サッカー界を見ればわかりやすいだろう。
欧州の一部のビッグクラブは、豊富な資金力をバックに最高のプレーヤーを獲得し、好成績を残すことで、世界中の人気を集め、さらなる資金を得る。こうしてよりクラブ間の経済格差は広がっている(=(1)持つ者と持たざる者の格差拡大)。過去30年ぐらいにわたって欧州サッカーリーグの放映権は高騰を続けてきたが、世界で最も稼ぐイングランド・プレミアリーグ(EPL)の国内放映権料が、最近、15年ぶりに下がった。これは、高騰し続けてきた放映権の頭打ちなのか? それとも、携帯電話会社やインターネット会社などのニュープレーヤー参入による放映権のさらなる高騰の序章か? いずれにせよ転換期であるのは間違いない(=(2)パラダイムシフト)。また、グローバリゼーションが進んだことで、欧州クラブのオーナーも多極化している。マンチェスター・シティはアブダビ王族、チェルシーはロシアの富豪、パリ・サンジェルマンはカタールの政府系ファンド、インテルは中国企業。世界の政治・経済においてオールドリッチである欧州からニューリッチ(アジア、中東、ロシアなどの新興国)へのパワーシフトが起こったのと同様に、サッカー界においてもグローバリゼーションが加速している(=(3)グローバリゼーション)。そして、近年のスポーツビジネスの急拡大を支えてきたテレビ放映権も、インターネット、スマホ、SNS(ソーシャルメディア)の急速な普及とともに、消費者の視聴習慣が劇的に変わったことで、サッカー界もその変化に適応していくことが求められている(=(4)視聴習慣の変化)。

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April 19, 2020 at 05:03PM
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