横浜市などは、食品廃棄を減らそうと、市営地下鉄関内駅(中区)の構内に自動販売機を設置した。市が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の一環で、18日から売れ残ったパンの割引販売を始める。年間約1・2トンの廃棄削減を見込んでいる。
パン専門店では、賞味期限内でありながら、作った当日や翌日に廃棄されてしまう。今回の取り組みはフードロス削減につながるほか、消費者には買い得感が味わえると期待される。
食パンや総菜パン、菓子パンを詰め合わせ、約3割引きで販売する。価格は300円、500円、1000円の3種類。パンは関内駅近くに店舗を構える「縁道パン」が提供する。閉店を1時間早め、その日に売れ残ったパンを補充する。これもSDGsの一つである従業員のワークライフバランスを充実させるためだという。
自販機は、金沢区に本社がある「アルファロッカーシステム」が設置した。1964年に日本で初めてコインロッカーを製造・販売した会社で、4月以降はキャッシュレス決済も可能になる予定だという。
自販機が設置された「SDGsステーション横浜関内」は2023年3月、関内駅地下1階にオープン。これまで、イベントや活動団体などSDGsを紹介する場にしてきた。26年3月末まで実践の場としても活用される。市の担当者は「食品ロスを考えるきっかけにしてもらいたい」と話す。【岡正勝】
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