これは、パラリンピックの競技でもある「ボッチャ」という障害者スポーツで使われるボールなんです。新型コロナウイルスの影響で、オリンピックとともにパラリンピックも延期となりましたが、このボールを使った競技の普及を目指す協会が広島で設立されました。競技の魅力を、記者も体験してきました。 イタリア語で「ボール」を意味する「ボッチャ」。脳性麻痺などにより運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツの1つで、パラリンピックの公式競技に登録されています。 目標の白いボールに自分のボールをどれだけ多く近づけられるかを競うことから「地上のカーリング」とも呼ばれます。 ただボールを投げるだけかというと、そうではありません。実際に記者が体験してみました。 「難しい…。やばい、やばい。」(森重知里記者) 手のひらサイズのボールをコントロールするのはコツがいるようです。その後も何度も失敗しましたが、ついに、目標のボールに近付けることができました。 本来はパラリンピックの開幕日となるだった8月25日、広島県にボッチャ協会が発足しました。 「1人でも多くの選手を全国大会、世界大会に輩出する、それを目標に持っている。」(広島県ボッチャ協会 梶村政司会長) 協会が今後を期待する選手の1人が柿内風澄さんです。脳性麻痺の障害がある柿内さんは、9歳のときにボッチャを始めました。 「パリか、その次(にパラリンピックに出たい)。」(柿内風澄さん) 「自分でもできるんだっていう自信というか、自分1人でスポーツができるっていうのがすごく楽しいみたいで、生き生きしている。」(風澄さんの母 柿内絵美さん) そんな柿内さんの目標が、古満渉さんです。広島市役所で働く古満さんは、2017年に日本選手権で優勝し、2018年にはインドネシアやリヴァプールで開かれた国際大会で日本代表として戦うなど、日本のエースとして活躍しています。 古満さんは、広島でボッチャ協会が設立されたことに大きな期待を寄せています。 「広島では、まだまだ選手が少ないので、普及とかが市内、県外にどんどん広がっていって、より多くの選手と一緒に大会を目指せるようなかたちになれば、より楽しくなるのかなあと思っています。」(古満渉さん) 「まだまだボッチャ自体がマイナーな競技になっている。そこをですね、誰もが知っている競技、誰もができる競技にしていきたいと思う。」(広島県ボッチャ協会 梶村政司会長) ことし2月に広島市で開かれたスポーツセンターまつり。体験コーナーでは、子どもからお年寄りまでボッチャを楽しんでいました。多くの人が初めての体験でした。 「いちばん最初うまくいったので、これは向いているって思ったら、次からは欲が出て、だめでした。」(体験した人) 「年齢や性別、障害の有無を問わず、どんな人でも対等に楽しむことができるのがボッチャのなによりの魅力」だといいます。協会は、今後、体験イベントの開催やSNSでの情報発信を通じて、競技人口の拡大を図りたいとしています。 ― きょうはボールをお借りすることができたので、実際にスタジオでボッチャをやってみましょう。ルールを説明させてもらいます。目標は白いボールです。赤と青のボールを投げる、もしくは転がして、自分のボールが相手のボールよりも白いボールに近ければ勝ち、となるんですね。 ― 今回は、小林さんと河村さんにそれぞれ1球ずつ投げてもらいます。 ― ボッチャに興味を持って、実際に体験してみたいと思った方は、こちらのメールアドレスに連絡すると協会の方と連絡がとれます。また、インスタグラムのアカウントも開設されているので最新の情報をぜひチェックしてみてください。 広島県ボッチャ協会 メールアドレス hiroshima.boccia.assoc@gmail.com インスタグラム hiroshima_boccia
RCC BROADCASTING CO.,LTD.
"スポーツ" - Google ニュース
September 02, 2020 at 03:43PM
https://ift.tt/3jFQ104
特集 広島に協会設立 パラスポーツ“ボッチャ”の魅力とは?(RCC中国放送) - Yahoo!ニュース
"スポーツ" - Google ニュース
https://ift.tt/2CNiCNr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "特集 広島に協会設立 パラスポーツ“ボッチャ”の魅力とは?(RCC中国放送) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment