障害者が一人で列車に乗る際、乗車距離が100キロ以内だと障害者割引を受けられないなどの現行制度の改善を求めるオンライン署名が約3万筆集まった。呼びかけ人で身体障害のある
鉄道の障害者割引は、当事者と介護者の運賃をともに半額とするなど各社ごとに定める。ただJR各社や大手私鉄では▼精神障害者は対象外▼100キロ以内だと介護者がいなければ対象外、などと制限するケースが多い。100キロで区切る理由について、国交省の担当者は「1952年に旧国鉄が導入した制度が土台だが詳細は不明」とする。
今春には、障害者割引を受けつつ自動改札を通れるICカードの運用が始まった。だが「駅の係員に介護者用とセットでICカードを購入する必要があると言われた。介護者を必要だとすること自体が古い制度だと感じた」と相馬さん。こうした経験から、6月にオンライン署名を始めた。
相馬さんらは署名提出後、東京・霞が関の厚生労働省で記者会見。当事者家族で署名に賛同する園田尚美さん(76)=東京都杉並区=は「比較的低賃金の作業所や、リハビリ施設に電車で通う障害者たちに割引は必要」と訴えた。
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