「ETC割引」をおさらい！年末年始の休日割引きは？フリーパスも登場!?【カーライフ社会・経済学】 - レスポンス

カーライフに直結するお金の話から交通インフラの情報等々を、横断的に解説している当コーナー。今回は冬のドライブシーズンを前に「ETC割引」についておさらいし、さらには高速道路をお得に走れる情報までをまとめてお伝えしていく。

早速、現在利用可能な「ETC割引」にはどのようなものがあるのかを確認しておこう。主には3つある。まず1つ目が「休日割引」だ。その概要は以下のとおり。対象車種は普通車と軽自動車等（二輪車）に限られていて、割引き対象道路は、NEXCO東日本／中日本／西日本（NEXCO3社）が管理する地方部の高速道路（東京・大阪近郊は対象外）および宮城県道路公社の仙台松島道路だ。割引き率は30％となっている。

なおこれは、高速道路に乗るのが平日でも降りるのが土日祝日であればOKで、逆に降りるのが平日になっても乗ったのが土日祝日であれば適応される（細かな注意点はNEXCO各社のHP等にて要確認）。

2つ目が、「平日朝夕割引」だ。ただしこれについては、事前に「ETCマイレージサービス」の登録が必要だ。で、これはすべての車種が対象で、対象道路は「休日割引」と同一、そして割引き対象日時は、平日朝6時～9時と平日夕17時～20時（乗る時間または降りる時間のどちらかがこの時間内なら適応）となっている。

で、当サービスの割引率は以下のとおりだ。ひと月に5回～9回までは、通行料金のうち最大100km相当分が約30%分還元され、ひと月に10回以上の場合は通行料金のうち最大100km相当分が約50%分還元される（細かな注意点はNEXCO各社のHP等で要確認）。

そしてもう1つが、「深夜割引」だ。これはすべての車種が対象で、対象日時は毎日0時～4時まで、対象道路は、NEXCO東日本／中日本／西日本（NEXCO3社）が管理する全国の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路（京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は割引の対象外）。割引率は30％だ（細かな注意点はNEXCO各社のHP等で要確認）。

ちなみに今度の年末年始の「休日割引」は、3月16日の段階で早々に適用されないことが発表されている。対象外となるのは2022年の12月31日から2023年の1月3日までだ。ご注意を。

ところで、お得なフリーパスが発売されていることをご存知だろうか。NEXCO東日本北海道支社では、『HOKKAIDO LOVE！冬トクふりーぱす』（略称・冬トク）を去る11月8日から販売開始している。対象時期は2023年の4月3日までとなっていて、これを購入すると北海道内3エリアの高速道路が2日間から3日間、定額で乗り放題となる（ETC車限定）。

販売価格は以下のとおりだ。連続する2日間バージョンが、普通車で6100円、軽自動車等で4900円、連続する3日間バージョンが普通車で7100円、軽自動車等で5700円となっている（詳細はNEXCO東日本のHPにて要確認）。この冬、北海道を旅する計画を立てているのなら、当フリーパスを利用しない手はない。

ちなみに昨年は、スキー場へのドライブがお得になる割引商品も発売されていた。昨年と同様に行われるのであれば、そろそろ発表になる頃だ。タイミングが合えば、次回の当記事にて詳細をお伝えする。次回もお読み逃しのなきように。

Adblock test (Why?)