マイナンバーカードを活用したさまざまな取り組みが全国で広がっています。前橋市では、高齢者や障害がある人等の移動困難者が、マイナンバーカードを提示するだけでタクシーを割引料金で利用できるサービス「マイタク(でまんど相乗りタクシー)」を展開しています。具体的にどういった取り組みなのかご紹介します。
高齢者等に運賃補助
「マイタク」は、前橋市内に住む満75歳以上の高齢者や、身体障害者、妊産婦、運転免許証返納者等が、市役所、支所で事前にマイナンバーカードにマイタクの登録をすることで、市内のタクシーを利用する際に市から運賃の補助が受けられるサービスです。平成28年から、移動困難者への移動支援として前橋市が独自に開始しました。市によると、現在の登録者数は3万人を超えています。
補助内容は、登録者が1人乗車している場合、運賃が半額になります。ただし、補助額の上限は1運行につき1,000円です。登録者が複数人乗車している場合、1人につき最大500円補助を受けられます。1人1日2回まで利用でき、年間最大70回が利用上限です。
以前は登録申請者に対し、市が利用登録証を発行した上で、紙の利用券を配布していました。利用者はこの2つを持参していないと補助を受けることができませんでした。しかし、平成30年1月からマイナンバーカードと紙利用券の併用が開始され、今年4月から、これらがマイナンバーカードに1本化されたことで、利用者は、利用登録済みのマイナンバーカードのみで補助を受けられるようになりました。
利用者にとっては、持ち歩くものが減って利用しやすくなったほか、サービスを実施する市役所やタクシー事業者の事務作業も、システム化で大幅に効率化され、今まで紙の利用券の印刷や郵送、臨時職員の雇用に、1件当たり294円かかっていたコストが、マイナンバーカードを利用することで0円になりました。
カードを専用端末にかざすだけ
「マイタク」の具体的な利用の流れとしては、利用者が、タクシー乗車時に、タクシーに搭載された専用の読み取り端末へマイナンバーカードをかざすだけです。この時に登録状況や残り回数が読み取られます。そして降車時に、タクシー運転手が端末に通常の運賃を入力すると、乗車時に読み取った情報を基に、自動で補助金額を適用した割引運賃が計算され、利用者は割引後運賃を支払い清算します。 このため、利用者にとっても、タクシー運転手にとっても、手間や負担はほとんどありません。
「マイタク」対象タクシーに搭載されている読み取り端末
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