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スポーツ・メディアがつまらない|家徳悠介 | Yusuke Katoku|note - note

先日知人である斎藤さんの以下記事を読んだ。

時代遅れの表現を使うと、「激しく同意」だ。

自分は今コロナの影響あり、日本に半年ほど帰国しているが、帰国してからYOUTUBE、TV含めて視聴するスポーツコンテンツの多くは、①戦績・試合結果など「事実」のみを伝えるもの、②感動を訴える持ち上げコンテンツ、③選手・チームに迎合した寄り添いコンテンツのみとなっており、メディアが果たせる「第三者スタンス」の利を全く活かせていない。

せっかくメディアというリーグ・チームとは独立した組織なのだから、その利を生かし独自視点で、必要な批判は行い、また弄りたい場合は選手をいじるなどやる必要があると思う。

では米国では?

決して米国が全て良いという訳ではないが、同国ではスポーツに限らず常にキャスター・コメンテーターが自分の意見を持ちながら議論するというのがスタンスとなっている。

例えば僕が大好きな米国一のスポーツメディア会社であるESPNのFirst Takeでは、コロンビア大卒で極めてロジカルな白人コメンテーターであるマックス・ケラーマンと、彼とは真逆な学歴はあまりなく、感情をベースに視聴者の情に訴えるのが得意なスティーブンの二人が、様々なテーマについてディベートを行っている。一つの試合、プレー、移籍話、噂話などに対して永遠と議論し続けられるのはすごく、幼少期から意見を持つこと、それを述べることを米国の教育で叩き込まれた空かもしれない。

しかもこれは特番とかでなく、「毎朝」行われているのだからすごい。

<以下:八村累が出場したゴンザガ大対デューク大についてのディベートがおこなれた回のFirst Take>

また、上記以上に個人的に好きなのは、Barstool Sports(バーストゥールスポーツ)であり、バーで話されていることをメディアにしたと言った極めてふざけたメディアである。

その題材は、どのチアリーダーが一番可愛いかから始まり、00スタジアムのピザはうまい・まずい(←しっかり美味しくないのは美味しくないというのが偉い)だったり、試合結果を振り返りながら選手を上手にいじっていくコンテンツが売りとなっている。
少し毛色は違うが、何処か一昔目のスポーツ新聞を連想させられ、面白い。

ここで訴えたいこと

さて、そんな自分も日本のメディアがダメだ!とか文句を言いたい訳ではない。それだとただのダサい人になってしまうし、これまでダンクシュート、HOOP、NUMBERなど多くの雑誌を読みながら中高時代を過ごした自分もおり、そこを否定したい訳ではないので。

自分としては、何かこのスポーツメディア業界にてムーブメントを起こしたい。日本の一般メディアコンテンツには面白みを感じない一方、日本にはジャンクスポーツ、筋肉番付など良い意味でチームや選手に迎合せずに彼らの価値を高め、また世界からも愛されるコンテンツとなっている番組もある(自分の米国の友人は、ジャンクスポーツないで行われていたくだらない企画の数々に見惚れていた)

もっともっとこう言ったコンテンツ・メディア媒体を作ることはできないだろうか?

自分としては、まだ上記問いに対して何か具体的な回答を持っている訳ではなく、POC回しながら確認している最中だが、もし何かアイデアや同意される方がいたら是非ご連絡いただきたい。

是非何かできたら一緒にその道を模索してみたい。

以上、

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October 28, 2020 at 09:06AM
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