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和歌山)高校野球 智弁和歌山、競争で成長 - 朝日新聞社

 17日にあった甲子園高校野球交流試合に出場した智弁和歌山は、「伝統の強打」を発揮できず、尽誠学園(香川)に1―8で敗れた。しかし、コロナ禍による臨時休校など異例づくしの状況のなか、和歌山の独自大会で優勝。選手同士で切磋琢磨(せっさたくま)し、投攻守にレベルの高いチームを作り上げた。

 「複数選手が競争しながら試合に出る、登録されている選手全員で戦うのは理想的」と話していた中谷仁監督。交流試合では登録選手20人のうち17人が出場し、途中出場の選手も活躍を見せた。

 正捕手を競った宇井治都君(3年)と石平創士君(2年)。和歌山の独自大会では背番号2は石平君が背負ったが、交流試合では「3年生のやってきたことを堂々と、はつらつとプレーしてほしい」という中谷監督の思いから、宇井君が2番を着けた。宇井君は四回からマスクをかぶり、タイプの違う投手2人をリードした。宇井君は「石平とはお互いにアドバイスをしあった。自分が選ばれなかったとしても、石平になら託せた。最後に甲子園のグラウンドに立ててうれしかった」と話した。

 交流試合では、左翼の先発は角井翔一朗君(2年)だったが、小林白彪君(3年)が途中出場し、八回に安打を放った。三塁は、和歌山の独自大会で逆転満塁本塁打を放った平田晃将君(3年)が先発。途中出場の畑脩平君(3年)が九回に二塁打を放った。

 タイプの違う投手がそろった投手陣。独自大会は継投で勝ち上がり、交流試合では、4人の3年生がマウンドに上がった。先発した大林優平君は、二回途中で降板したが、独自大会では3試合に登板して無失点だった。1年秋に大阪桐蔭を抑えた池田泰騎君は、この日大林君の後を受け懸命の投球。その後、左のエース矢田真那斗君も2点を失ったが、5三振を奪った。

 7点を追う六回から救援し、3回を無失点に抑えたエースの小林樹斗君(3年)は「周りに良い投手がたくさんいたので、自分の立場を失わないよう練習してきた。負けたのは悔しいが、ゼロで抑えられてよかった」と話した。

 交流試合を終え、主将の細川凌平君(3年)は「強い智弁和歌山を終わらせてほしくない。後輩には必ず日本一という目標を達成してほしい」と夢を託した。(滝沢貴大)

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August 19, 2020 at 07:00AM
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