【NQNニューヨーク=張間正義】（コード@W/U）2日の米株式市場で家具のネット通販を手掛けるウェイフェアが大幅に上昇し、前日比12.9%高の188.63ドルで終えた。パイパーサンドラーが目標株価を220ドルから225ドルに引き上げたことが材料視された。新型コロナウイルスのまん延で消費者の行動様式が変化し、同社のビジネスモデルが恩恵を受けるという。
パイパーサンドラーは小売業者などを対象とした販路調査で5月の家具のネット販売が4月に対して大きく伸びたと指摘した。米国での過去2カ月の外出制限は電子商取引（EC）に特化する同社の競争力を高めた。米政府からの現金給付の効果が一巡しても、売り上げの伸びは続くとの見通しを示した。
米CNBCの番組ホストで元著名ファンドマネジャーのジム・クレーマー氏も2日放送の番組で「パンデミック（世界的大流行）によってウェイフェアは救われた」指摘。同社の競争力は今後も高まるとした。
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June 03, 2020 at 03:45AM
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＜米国＞家具通販のウェイフェア大幅高 「競争力が向上」との見方 - 日本経済新聞
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