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「危険タックル問題」日大・宮川、富士通で現役続行 - 日刊スポーツ

アメリカンフットボールで18年に危険タックル問題で公式戦への出場資格停止処分を受けた日大DL宮川泰介(22)が、社会人Xリーグの富士通で現役を続行する。

関係者が3月31日に明らかにした。4月1日に入社し、日本一を決めるライスボウル全日本選手権で4連覇中のチームに加わる。処分解除された昨季はビッグ8リーグ2試合に出場し、副将としてトップ8復帰に貢献した。今季はV5を狙う富士通にとって、即戦力として期待される。

   ◇   ◇   ◇

宮川は18年5月の関学大との定期戦で無防備だった相手QBに対し、後方から強烈なタックルを行った。社会問題となったこの反則により、関東学生連盟からチームとともに出場停止処分を受けた。昨春に処分は解除されたが、試合出場は検察の不起訴の判断が示されてから。秋のリーグ戦終盤2試合に出て、トップ8復帰で最終学年を終えたが、日大卒業後の進路は明かしていなかった。

反則問題の直後には「プレーを続ける権利はない」と引退を口にしていた。だが、その夏には「フットボールが好き。再建を手伝う必要もある」とチームに復帰。昨季は副将の1人でチームを引っ張り、全勝で復帰の目標を達成。社会人でも選手として成長を期す道を選んだ。

16年のU19(19歳以下)世界選手権で日本代表入り。18年も世界大学選手権代表となったが、反則問題で辞退した。趣味のウエートトレで鍛えた体にスピードを生かし、QBサックにいくパスラッシャー。大学トップクラスの高評価を受けている。

富士通はパナソニックと企業チームの両雄で、毎年数人の新戦力を加えて活性化を図る。昨季で12人が引退したが、今年は早大、立命大などの強豪から8人が入社する。宮川はその1人。新型コロナウイルスがまん延する現状から当面は自宅での研修となり、チーム練習は未定という。

昨季の富士通はオービックに並ぶ史上最多の4連覇と黄金期を迎えた。今春の日本代表でもQB高木ら富士通が15人と3分の1を占めた。今季、連覇記録の更新を狙う最強チームに加わる宮川。今春の公式戦は中止でデビューは秋のリーグ戦までお預けだが、新天地での飛躍が期待される。

◆宮川泰介(みやがわ・たいすけ)1998年(平10)2月26日、東京都生まれ。日大豊山でフットボールを始め、日大スポーツ科学部に進学し、16年のU19世界選手権日本代表入り。4年時は副将を務めた。183センチ、102キロ。家族は両親と2学年上で日大RBだった兄がいる。

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April 01, 2020 at 04:01AM
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