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受取手形の使い方は「割引」より「裏書き」がおすすめ - 日経ビジネスオンライン

高収益体質エクササイズ 第87回

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古田圡 満

税理士法人古田土会計 代表社員/税理士・公認会計士

多くの中小企業を顧客に抱える古田土会計の代表、古田圡満氏が、中小企業の社長が知っておくべき財務・経営の考え方を分かりやすく指南します。

 今回は、受取手形の使い方についてお話します。

 取引先からの受取手形は、期日が来れば支払ってもらえる債権ですが、これ以外に「割引」と「裏書き」という使い方があります。これらのメリットとデメリットをよく知り状況に応じて使い分けることが大切です。

 「割引」とは、銀行に割引料という手数料を払って期日前に現金化する方法です。これに対して「裏書き」は、受取手形を第三者に譲渡して支払いに当てる方法です。債権者が誰に変わったかを「手形の裏に書く」ことからこう呼ばれます。

 振り出し先の会社が順調で、こちら側も資金に余裕がある場合には、そのまま期日まで持ち続け、普通に満額を支払ってもらう方法がいいでしょう。しかし、中小企業の多くは手形を割り引いて早めに現金化しているのが実情です。多くは、資金繰りを楽にするためです。

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