名古屋独自の宿泊割引「シャチ泊」来月１日開始へ｜NHK 東海のニュース - nhk.or.jp

名古屋市は、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている観光業を支援しようと、来月１日から市内の宿泊施設の料金を割り引く独自のキャンペーンを始めることになりました。

名古屋城のシンボル「金のしゃちほこ」にちなみ「名古屋に泊まろう！『シャチ泊』」と名付けられたこのキャンペーンは、観光業を支援しようと名古屋市が独自に行うものです。
２０日、河村市長が観光業の関係者らとともに来月１日から始めることを発表しました。
「シャチ泊」キャンペーンでは、愛知県を含む東海４県と長野県に住んでいる人が対象の宿泊施設を利用した場合、１人１泊あたり５０００円を上限に宿泊代金の５０％を割り引きます。
宿泊する際は、新型コロナウイルスの３回目のワクチン接種を受けていることや陰性であることを示す必要があります。
期間は来月１日から来年２月末までで、旅行会社での支払いやオンラインの予約サイトを通じて割り引きが受けられるほか、割り引き額相当のプレミアムが付いた宿泊券も販売されます。
宿泊者には市内の飲食店で飲み物のサービスなどの特典が受けられるチケットも配布する予定です。
宿泊予約の旅行会社での受け付けは今月２３日から始まり、名古屋市は新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域経済の活性化を図りたいとしています。
河村市長は「たくさんの人に名古屋に来てもらおうというキャンペーンで、ホテルなどを元気づけたい」と話しています。

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