スポーツ庁の新しい長官にアテネオリンピック陸上男子ハンマー投げの金メダリスト、室伏広治氏が就任し、1日初登庁しました。
1日付けでスポーツ庁の新しい長官に就任した室伏氏は、午前10時ごろ、スポーツ庁のイメージカラーと同じオレンジ色のネクタイを締め、文部科学省にある長官室に姿を見せました。
幹部職員たちを前に花束を受け取って長官のいすに座ると、「非常に重い仕事ですが、皆さんと仕事をするのが楽しみです」などと話していました。
室伏長官は、2004年のアテネオリンピック陸上男子ハンマー投げの金メダリストで、これまでは東京オリンピック・パラリンピック組織委員会で競技部門の顔として対外的な情報発信などを担うスポーツディレクターを務めていました。
設置から6年目を迎えたスポーツ庁は、新型コロナウイルスの感染が続く中、延期された東京大会などに向けた選手の競技力向上や、幅広い世代がスポーツに親しむ機会をどのように作っていくのかなどが課題で、2代目の長官の手腕が問われます。
室伏長官は「東京大会の成功に向けてサポートするほか、国民の心と体の健康もさまざまな点で取り組むことがある。多岐にわたるが徐々に取り組んでいきたい」と話していました。
室伏長官の任期は2年で、2日午後、就任の記者会見を開く予定です。
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October 01, 2020 at 09:38AM
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スポーツ庁 室伏新長官初登庁「東京大会成功へサポート」 - NHK NEWS WEB
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