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IDaaS(アイデンティティー・アズ・ア・サービス)を提供する米Okta(オクタ)は2020年9月2日、日本市場への本格参入を発表した。同社はこれまで日本で代理店を通じてサービスを販売していたが、新たに日本法人を東京・渋谷に設けた。
IDaaSとは、ITサービスを使う際のIDによる認証・認可を一手に担う仕組みを指す。具体的にはIDの発行や管理、認証情報をXML形式でやり取りするSAMLを使った認証、シングルサインオン(SSO)機能などをワンストップで提供する。
IDaaSでは専業の米ワンログインの「OneLogin」や米Ping Identity(ピン・アイデンティティ)の「Ping Intelligent identity Platform」などがある。こうしたなか、米Gartner(ガートナー)は2019年にオクタをAccess Management(アクセス管理)市場を先導する「リーダー」の1社と位置づけた。
ただオクタのライバルはIDaaS専業のベンダーだけではない。グループウエアが普及するなか、IDaaSとしての機能も備える米Microsoft(マイクロソフト)の「Office 365」や米Google(グーグル)の「GSuite」も競合と考えることができる。
「独立性」で勝負かける
オクタは競合と戦うのか。米本社の共同創業者でもあるトッド・マッキンノンCEO(最高経営責任者)はOktaの強みについて、「アイデンティティー(ID)が完全に独立したプラットフォームで提供されること」と強調する。「IDの独立提供には大きな価値がある」(マッキンノンCEO)。
マイクロソフトやグーグルのように、グループウエアの一部としてIDaaSを提供すると、グループウエア側の制約に縛られるというのがマッキンノンCEOの考えだ。この点、オクタは6500種以上のアプリケーションとの連携を売りにしている。「顧客に選択肢を提供することが重要だ」(同)。
"競争" - Google ニュース
September 07, 2020 at 03:16PM
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ゼロトラストブームで競争激化の「ID管理」、国内本格参入する米大手の強みと今後 - ITpro
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