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小学生の時期に複数のスポーツ・競技に取り組むメリット | 筋トレしようぜ! - 筋トレしようぜ!

 大阪を拠点に関西各地方にフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナーとして活動しているBODY PARTNARSの藤元大詩(ふじもと・たいし)です!(@taishi_fujimoto)

 バスケットボールや野球、テニス、サッカーなど…小学生の頃からひとつの競技に絞って取り組む子ども、2つ以上のスポーツに取り組む子ども、生活や家庭環境などの影響で始めるスポーツは人それぞれだと思います。

「幼少期の頃から複数のスポーツ・競技」を取り組むことのメリットはたくさん考えられます。取り組み始める時期や目指す方向性にもよりますが、今多くの専門家の人たちも小学生の時期からいろんな動きを経験させることに対してトレーニングやストレッチのプログラムを組んで指導されています。

 今回の記事では、幼少期・小学生の時期に複数のスポーツ・競技に取り組むメリットについてお話しさせて頂きます!

Contents

1 小学生の時期に複数のスポーツ・競技に取り組むメリット
2 スポーツや競技でなくても良い?
3 この記事のまとめ&最後に

1 小学生の時期に複数のスポーツ・競技に取り組むメリット

 小学生の時期に他競技、いろんなスポーツに取り組むことで一つの動きや運動能力に特化せず、たくさんの運動体験を通じて幅広く運動能力を向上することができます。

 例えば、プロ野球選手・メジャーリーガーとして活躍する大谷翔平選手も野球だけじゃなく、水泳(習い事と言われている)やバトミントン(遊び程度?)と複数の種目に取り組んでいたそうです。

 テニスの錦織圭選手も、水泳やサッカーをやっていたといわれています。
 
 メイン競技に+水泳が多いイメージがありますね。私も野球と並行して数年間、水泳をやっていました。 

 水に対しての慣れや将来的なことも考えてのこと含め、水泳ではバランスよく筋が働く運動でもあり、肩甲帯などの関節の動きも良くしていけるため、良いスポーツです。 

 もちろん、水泳じゃなくても陸の上で行うサッカーやバスケットボールなど…何でも良いと思います。とにかく、沢山の動きを体験することが大切です!

 年齢を重ねていくと少しずつ運動能力や体力、機能全般が低下していくため、トレーニングや運動を継続して取り入れて、機能が低下することを予防していかないといけません。

 成人になると、幼少期からの影響が大きく関わってきます。

 また中学生や高校生になった時にも、スポーツで良い結果を出すことに繋がったりと良いメリットがたくさんあります。小学生の時期にたくさんの動きを経験しておくことで予測できない動きにも瞬時に対応することができたり、ムダの少ない動きを行うことができます。

 結果的に「障害予防」「パフォーマンスアップ」の要因に繋がっていく可能性が高くなります。

2 スポーツや競技でなくても良い?

 スポーツでなくとも、学校の体育の授業や遊びでも構いません。

 今では、地域によって運動指導の専門家が子どもの運動能力を高めるための運動教室を開催しているところも増えてきています。

 子どもの安全面を第一に考えること、時代がどんどん便利なっていく中で公園の遊具が減ったり、外で遊ぶ機会が減っていることも事実です… 

 ゲームや家での遊びも楽しいですが、外でアクティブに身体を動かして遊ぶことが将来的に大人になった時の身体の状態にも良い影響を与えます。

 子どもが将来的にプロの世界で活躍してほしいとか親御さんの強い想いによって小学生の時期から一つの競技に絞って時間を使ってしまうケースが多いですが…

 障害の起こりにくいカラダの状態やパフォーマンスが高い選手育成の観点から考えても、小学生の時期は一つに絞らず、複数のスポーツ・競技(たくさんの動き、多くの動き)を体験してもらうことが大切です!

3 この記事のまとめ&最後に

 今回は、小学生の時期から「他競技」「複数のスポーツ」「遊び」を通じてたくさんの動きに触れる(体験・体感)することの大切さについてお伝えさせて頂きました。

 子どもたちの秘められた可能性(潜在能力・運動能力)を引き出してあげるためにも、親御さんや我々指導者・コーチ・トレーナーが良い導きをしていくことが大切だと思います!

 少子高齢化社会の影響もあり、コロナの社会的な影響もあってスポーツ人口が少しずつ減っている世の中で一人でも多くの子どもたちがスポーツを意欲的にチャレンジして楽しく運動やスポーツを続けられる環境になっていけば、もっと元気に溢れる世の中になるんじゃないかと思います!

藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。

https://fujimototaishi.com/

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July 08, 2020 at 10:21AM
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