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会津大「eスポーツ選手」育成!AI活用 NTT東日本と連携 - 福島民友

 会津大は31日、人工知能(AI)を活用した練習方法の開発や戦略の策定など成長産業として注目の高い「eスポーツ」の研究をNTT東日本(東京都)とともに進めると発表した。2021年までに学生によるチームをつくり、国内外の主要大会への出場も目指す。大学がeスポーツを奨励するのは全国的にも珍しいという。

 eスポーツはコンピューターゲームの腕前を競う競技。同大で開いた記者会見で、eスポーツを担当する由本聖准教授(33)は「ICT(情報通信技術)に特化した大学なので、eスポーツとは親和性が高い。ゲーム好きの学生も多い」と説明。状況判断力の向上など競技を通じた教育的効果も検証していく考えを明らかにした。

 会津大とNTT東は12(平成24)年に協定を締結、情報技術(IT)を活用した産業振興などで連携してきた。NTT東は「NTTeスポーツ」を設立して企業対抗戦を企画したり、子ども向けのイベントでプロ選手による講座を開いたりするなど、地域活性化にも取り組んでいる。

 会津大は練習方法を開発するため大会で優秀な成績を残した選手の操作記録を分析する。NTT東は練習に必要なインターネット環境を整備するほか、指導役となるプロ選手を会津大に派遣する。

 世界大会活躍目指す!海外選手と英語でプレー

 会津大がNTT東日本と連携して「eスポーツ」の共同研究に乗り出す方針を打ち出した。会津大の由本聖准教授は世界で活躍する選手の育成に向け意欲を示した。

 由本准教授によると、国内の大学では学生がサークルでeスポーツに取り組む例はあるものの、大学が奨励するケースは少ない。一方、米国など国外では大会で優秀な成績を残した学生に大学が奨励金を出すなど状況は異なるという。

 会津大は学内の「公用語」を英語に定め、文書やメールでも英語を用いるなど国際化を進めている。由本准教授は「日本より賞金規模の大きい世界大会で活躍する選手を育てたい。海外の選手と英語でコミュニケーションを取りながらプレーしてほしい」と思い描く。

 昨年11月に開催されたアクションゲームの「フォートナイト」の大会では、会津大の学生がアマチュア日本一に輝いた。eスポーツの種目は幅広く、由本准教授は学生の中でアクションゲームの人気が高いとしながらも、学生で結成するチームがどういった種目で競技するかについては「NTT東日本から派遣される指導者の得意種目なども踏まえて検討したい」と述べた。

 NTT東日本福島支店の山貫昭子支店長はeスポーツを通じた地域活性化に取り組む考えを強調。同社や子会社の「NTTeスポーツ」が高校などでeスポーツ部の創部を支援したりイベントや大会を開催していることを挙げ「地域活性化の経験を共有したい」と話した。

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August 01, 2020 at 06:53AM
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