【シドニー=松本史】オーストラリアの公正取引委員会に当たる豪競争・消費者委員会(ACCC)は18日、米グーグルの持ち株会社であるアルファベットが、腕時計型端末を手掛ける米フィットビットを買収することについて、ネット広告とヘルスケア市場で競争が阻害される懸念があると表明した。
関係者からの意見を募り、他国・地域の競争当局とも連携して最終的な調査結果を8月13日に示す。アルファベットは2019年11月、約21億ドル(約2200億円)でフィットビットを買収すると発表した。
ACCCは声明で、フィットビットが10年以上にわたり消費者の歩数や心拍数、睡眠に関する情報を収集してきたと指摘した。ロッド・シムズ委員長は「グーグルがより包括的な消費者データを入手して(ネット広告市場などでの)地位を固め、参入障壁を高めることを懸念している」と述べた。
ACCCは19年7月に発表した巨大IT(情報技術)企業に関する調査報告書で、グーグルと米フェイスブックの市場支配力が強く規制強化が必要だと指摘した。また、同年10月には位置情報の収集・利用を巡り消費者に適切な説明を怠ったとして、グーグルを豪連邦裁判所に提訴している。
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June 18, 2020 at 04:30PM
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豪競争当局、グーグルのフィットビット買収に懸念 - 日本経済新聞
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