電動マイクロモビリティのシェアリングサービスなら「LUUP」が最大手だ。大都市圏を中心に展開しており、電動キックボードと電動アシスト自転車を利用できる。仙台や福岡など、展開エリアも拡大中だ。低価格で気軽に利用でき、近距離移動などに便利なLUUPだが、クーポンを使えばお得に利用することも可能だ。
LUUP
この記事では「初回限定クーポン」や「友だち紹介クーポン」の獲得方法などを徹底的に調べてみた。クーポン情報だけではなく、3時間・12時間乗り放題パスといった割引情報も一緒に紹介する。利用の仕方によって、こうした仕組みを最大限活用しよう。
※4月26日から4月30日までは、東京・大阪・京都市限定で「電動キックボード提供開始3周年記念」で乗り放題ウィークが開催されている。期間中は60分間のライドが何度でも無料となっている。電動キックボードだけではなく、電動アシスト自転も対象だ。
記事の目次
■LUUPのクーポンの種類
LUUPでは、各種割引クーポンが発行されている。また、期間限定キャンペーンなどでクーポンのプレゼントを行っている場合もある。全てのクーポンは、アプリでクーポンコードを入力し、登録完了時点から有効期限が計算される。
初回限定クーポン:30分のライドが無料に
LUUPでは、初回限定で30分のライドが無料になる「初回限定クーポン」が配布されている。
公式アプリや公式LINEなどに記載されているクーポンコードを、アプリのメニュー画面の「クーポン」に登録すると、初回限定クーポン「ライド料金30分無料」と表示される。有効期限は、登録から約1カ月となっているようだ。
たとえば、2024年3月5日にクーポンコードを登録した際は、有効期限は2024年4月6日と表示される。すぐにLUUPを利用しない場合は、利用することが決まってからクーポンコードの登録をおこなった方が良さそうだ。ちなみに初回限定クーポンのコードは「TWLUUP」だ。
友だち招待クーポン:自分も友だちも30分無料
友だち招待クーポンとは、自分と友だちのどちらも30分のライドが無料になるクーポンだ。
まだLUUPを使ったことがない友だちに招待コードをシェアすると、初回ライドが30分無料になり、その友だちが初回ライドを完了すると、自分も30分ライド無料クーポンを取得できるという仕組みになっている。
友だちへの紹介のクーポンコードは各自で異なり、アプリに表示されている。友だちへは、アプリの「シェア」でLINEやメール、SMSにてコードを送ることができる。何人でも招待可能なため、たくさんの友だちを招待しライドを完了すると、その都度30分無料クーポンを受け取ることができるため、かなりお得になる。
クーポンの利用は初回限定クーポンと同様、アプリのメニュー画面の「クーポン」に登録する流れとなっている。
期間限定クーポン:XやInstagramをチェック
なおLUUPでは、過去に電動キックボードのライドが60分無料になる「TRY NEW LUUP」キャンペーンや、特定の週末のみ60分無料で利用できる「週末ゲリラクーポン」の配布などを行っていた。キャンペーンの情報は、LINEのほかLUUPの公式X(旧Twitter)やInstagramなどで入手しよう。
■LUUPの割引サービス一覧
3時間・12時間乗り放題パス
LUUPは2024年5月31日までの期間限定で、「3時間・12時間乗り放題パス」を販売している。
料金は「3時間パス」税込み980円、「12時間パス」税込み1,480円だ。それぞれ登録から3時間または12時間のライドが可能になる。ただし12時間パスについては、公式サイトに「3月上旬を目処に2,480円(税込)に値上げ予定です。お買い得な今の時期に是非ご利用ください」との記載があるため、注意が必要だ。
この乗り放題パスの適用エリアは、東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋・広島・宇都宮となっている。ただし一部地域では適用外となる。
パスは、Kiigo、Amazon、LINEマイカード プリカストアで販売しており、購入完了後にメールでクーポンコードが届く。LINEで購入の場合、LINEでの受け取りになる。届いたコードをアプリのメニュー画面のクーポンから「クーポンコードを入力」をタップし入力する。
LUUPの公式サイトでは、3時間乗り放題では、1〜2時間程度の決まった予定・用事での利用が勧められている。また12時間乗り放題では、明確な行き先や予定が決まっていない休日や、点々とした移動と乗り降りを繰り返す散策・観光での利用などが提案されている。
このクーポンも、登録時から3時間または12時間の計算がスタートするので、実際のライド開始直前に登録する必要がある。時間内であれば、何度でもライド可能だ。
ポート割引機能
「出発するとライド料金が25%OFF」「返却するとライド料金が25%OFF」になるポートがある。アプリのマップ上でポートのピンにオレンジでチケットのマークが付いているのが、該当のポートだ。
「ポートをさがす」の「機体あり」でポートを探すと、対象ポートには「このポートから他のポートでライドすると25%OFF」と表示される。「返却可」でポートを探した場合は、対象ポートには「他のポートからこのポートへ機体を返すと25%OFF」と表示される。
出発と返却、どちらも対象にポートを利用した場合は、ライド料金は50%OFFになる。割引対象のポートは時間限定となっているため、あらかじめポートを探し、時間をおいていざライドしようというときには対象外になっている可能性もある。
なおクーポンやキャンペーンとは重複適用となり、ポート割引の計算後にクーポンが利用されるという流れになる。ポート割引のみ利用し、クーポンを利用しないということはできないという。
■LUUPの通常料金は「基本料金50円+1分15円」
LUUPの通常料金は、電動キックボードと電動アシスト自転車とも同額で、ライド基本料金税込み50円に、時間料金1分ごとに税込み15円が加算される仕組みになる(一部地域を除く)。
■LUUPのサブスク料金は「月額980円+30分200円」
LUUPでは、2024年3月1日から新サブスクプランの提供を開始スタート。月額料金は税込み980円で、ライド料金が30分ごとに税込み200円となる仕組みになっている。サブスクプランに加入していても、通常料金の方が安くなるライドについては通常料金が適用される。
地域によっては10分未満のライドの場合、サブスクより通常料金の方が安くなる。そういった際に、自動で通常料金が適用されるという便利な仕組みだ。LUUPを長時間利用する人のほか、1分単位の課金ではなく30分単位の課金が使いやすい人にもおすすめのプランとなっている。
サービス対象地域は、東京・大阪・京都・横浜・神戸・名古屋・広島・仙台で、これらの地域の全てのライドが対象だ。申し込みは全てアプリで加入と支払い手続きを行い、1カ月ごとの自動更新となる。通勤や通学などで、ほぼ毎日LUUPを利用する人向けだと言えそうだ。
■LUUPのクーポンや割引をどんどん利用しよう
LUUPは、過去に地震発生に伴う特別対応を行ったことがある。地震発生の影響により公共交通機関が運転を見合わせた際に、クーポンの入力不要で60分無料で利用可能にしたのだ。このように、LUUPは緊急時のインフラにもなり得る。
災害などでなくとも、急な移動の必要が出た場合、出発地から目的地へピンポイントで動けるLUUPは非常に便利なツールだ。すぐに利用する予定はなくても、アプリをダウンロードしておけば重宝するだろう。
なおライド前に、クレジットカード情報を登録しておく必要がある。また電動キックボードは16歳以上という年齢制限があるため、年齢確認書類をアプリ上で送信することが必須となっている。
クーポンやキャンペーンを利用し、賢くLUUPを利用していこう。
LUUP
(初稿公開日:2024年2月16日/最終更新日:2024年4月28日)
LUUP(ループ)とは?料金・サブスクプランは?電動キックボードの使い方は? | 自動運転ラボ https://t.co/jJokKnIB6X @jidountenlab
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 2, 2024
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