来年度中の実施に向けて進む深夜割引の改正について、トラック運送など事業用貨物の業界から不満が噴出している問題。
横浜市まで定期運行するという鳥取市の運送会社も「時間帯を設けずに終日3割引になれば、家族が起きている時間に家へ帰ることができる」(社長)と、つらいドライバーの日常を明かす。
関東からの帰路は高速道を西へとひた走り、中国道・佐用JCTで分岐する鳥取道(無料区間)を使って会社へ戻る。「午前中に積み込みが終わり、向こうを出発するのが午前10~11時。ヨンサンマルで走っても8時間くらいだから、佐用JCTの手前にあるPA(揖保川)には午後7時ごろには到着している」と社長。鳥取道に入れば残りは1時間ほどのため、会社に同8時、その1時間後にはドライバーが自宅に着いている計算になる。
しかし、基本給に歩合給を加えるのがトラック業界の一般的な賃金体系。使った高速代も給料に反映されるため、「2万円と1万4000円の差は大きい」と深夜割引が始まる午前0時までPAで時間を潰すハメになるのだ。
「夜の9時なら家族も起きており、ドライバーも子どもの顔を見ることができる。終日3割引になれば、それが可能だ。トラック業界の功労を考えれば、それくらいの措置があってもいいではないか」と訴える。
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