岐阜県可児郡御嵩町は、県内で初めてとなる「ふるさと納税自動販売機」1台を同町比衣のサンクラシックゴルフクラブに設置し、5日から運用を始めた。タッチパネル式の画面で手軽にふるさと納税ができ、返礼品は当日から利用可能なゴルフプレー代の割引券などと引き換えてもらえる。同町では、年間で約1500万円の利用を目指している。
従来のふるさと納税は、寄付してから返礼品が届くまでに郵送の時間が掛かるが、自動販売機の場合、プレー代割引券は寄付した当日から使える。町外からの利用者が多いゴルフ場で、ふるさと納税による税収増につなげるのが狙い。十六カードが設置を支援した。導入は東海地方でも、三重県桑名市のゴルフ場に続き2例目。
同ゴルフ場によると、利用者の約7割が県外からで、年間約6万5千人が訪れるという。寄付金は1万円から20万円まで。返礼品はこのほか、町内の旅館や飲食店で使える割引券もある。
5日にはセレモニーがあり、渡辺公夫町長は、返礼品の山田パター(ゴルフパター)が人気を呼び、2021年度にふるさと納税額が1億円を超えた例を引きながら「御嵩町はゴルフに関連したウエイトが大きい。自治体の根幹は地方税。ふるさと納税による収入は財源として貴重でありがたい」と話し、自動販売機導入による税収増に期待感を示した。
自動販売機によるふるさと納税の第1号の利用となった、同町出身で名古屋市在住の男性会社員さん(47)は、タッチパネルで寄付金などを選択し、数分で操作を終えると「分かりやすかったし、新しい取り組みでいいのでは。自分の古里に納税できてよかった」と話していた。
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