「全国旅行支援」彦根城も観光客でにぎわう市は独自割引｜NHK 滋賀県のニュース - nhk.or.jp

政府の観光需要の喚起策、「全国旅行支援」が始まったことを受けて、国宝・彦根城にも、観光客が次々と訪れています。

「全国旅行支援」では、旅行代金で１人１泊あたり最大で８０００円割引となり、土産物店などで使えるクーポン券も含めると最大で１万１０００円分お得となります。
彦根城には、１３日午前中、県外から親子連れやお年寄りのグループなど幅広い世代の観光客が訪れて、天守に登ったり、ひこにゃんのぬいぐるみを抱えたりして記念撮影を楽しんでいました。
全国旅行支援を利用して、兵庫県から１人旅で彦根を訪れた女性は、「旅行自体が３年ぶりで、汗だくですがいい天気で良かったです。喚起策は経済的にとてもありがたいですし、お土産もたくさん買えるのでうれしく思っています」と話していました。
彦根城運営管理センターの脇孝子副所長は、「コロナの感染者数が多かった時期と比べると、観光客の数は回復してきているものの、まだ６割から７割で推移している。政府の喚起策や水際対策の緩和を受けて、３年前のコロナ前に近い観光客の数に戻ってほしいと思います」と今後の観光客の増加に期待していました。
全国旅行支援とは別に自治体が独自で割引キャンペーンを実施しているところもあります。

【彦根市併用可能な割引】
県の観光振興局によりますと県内の自治体では彦根市で全国旅行支援と併用できる割引キャンペーンを実施しているということです。

彦根市が実施しているのは「ひこね宿泊キャンペーン」です。
このキャンペーンは市内の対象となる宿泊施設を旅行予約サイト「じゃらんｎｅｔ」から予約した際に料金が、▼４０００円以上の場合は１０００円、▼８０００円以上なら２０００円の割引クーポンを受けることができ、宿泊料金が割り引きされます。
宿泊と交通機関での移動がセットになった旅行商品は、彦根市の割引キャンペーンの対象とはなりません。
宿泊施設のみの利用の場合、全国旅行支援との併用が可能で、１人１泊あたり宿泊料金が両方のキャンペーンであわせて最大７０００円割り引かれるほか、土産物の購入などに使えるクーポン券も１人あたり▼平日は３０００円分、▼休日は１０００円分受け取ることができます。
キャンペーンはことし８月から始まっていて今月（１０月）２０日にチェックアウトする宿泊予約までが対象ですが、来月（１１月）１５日から新たに割引クーポンの種類を増やしてキャンペーンを行う予定だということです。
彦根市の割引キャンペーンはクーポンが予定枚数がなくなり次第終了するということで、詳しくは彦根観光協会のＨＰをご覧下さい。

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