政府が7月前半にも支援対象を全国に拡大する旅行割引キャンペーン(県民割)の概要が16日、明らかになった。公共交通機関での移動を含む旅行商品を利用する場合、最大で1人1泊8000円を割引する。平日に飲食店などで使える地域共通クーポンは3000円とし、宿泊と合わせた割引額は1人1日あたり最大1万1000円となる。
期間は8月末までで、夏のお盆期間は対象外とする方向だ。
県民割は観光需要を喚起するため、各都道府県が実施し、政府が財政支援している。政府は現在、県民割を行う都道府県に対し、旅行者1人1泊につき旅行代金の50%(上限5000円)と、地域共通クーポン(上限2000円)を付与する支援を行っている。
県民割の全国拡大に伴い、割引率は現行の最大50%から40%に下げる。ただ、1人1日あたりの最大割引額はこれまでより4000円増える。コロナ禍で低迷した航空機や鉄道の利用を増やす狙いがある。平日の旅行を促して休日の混雑緩和や感染防止につなげようと、平日の地域共通クーポンは休日の1000円より2000円増やした。
支援対象の全国拡大を始める具体的な日付は、感染状況を見極めた上で今後判断する。それまでは、支援対象を関東や近畿など全国6ブロック内での旅行に限定している現行の県民割の枠組み(利用期限6月末)を延長する。県民割の利用者には従来と同様に、3回のワクチン接種や陰性の検査結果などを求める。
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