ISA / Sean Evans
THE SURF NEWS「サーフニュース」
8月24日、ISA(国際サーフィン連盟)は新型コロナウイルスにより深刻な影響を受けた国の連盟を支援するために連帯基金を設立。
世界中の108の連盟に対して食料や医療品などの必需品の配給、コミュニティを向上させるためのプログラム支援、アスリートやコミュニティメンバーの深刻な収入減を補ったり、会費の免除も可能になります。
申請期間は8月31日までで、ISAは9月末までに資金を分配すると発表しています。
「’サーフィンを通じてより良い世界を’という私達の使命を守るため、この世界的な危機の中で必要としている人々を支援することは、これまで以上に重要なことだと思います。私達自身のリソースは限られていますが、この困難な時期に彼らを支援していることをグローバルなコミュニティに知ってほしいと思います。
新型コロナウイルスによるパンデミックの中、世界中のサーファーの優しさ、リーダーシップ、思いやり、一体性などの感動的な行動を目の当たりにしてきました。このような暗い時代にポジティブな行動を見ることは励みになります。私達は世界中のコミュニティを元気づけ、力を与えていきたいと思っています。
私達はコミュニティとして一緒に強くなり、仲間意識と心遣いによってこのパンデミックを乗り越えることが出来ると信じています」
ISA会長 フェルナンド・アギーレ
今回の連帯基金の設立に加え、ISAは世界で成長を続けているeスポーツの世界的な連盟であるGEF(国際eスポーツ連盟)に加盟したことを発表。
スポーツの将来の機会創出に結び付き、バーチャルな形の探求により、世界のサーフィンコミュニティに利益をもたらすイニシアチブを持つと予想しているそうです。
つまり、サーフィンゲームをバーチャルスポーツとして進化させ、eスポーツの競技として発展させるのがISAの目的でしょう。
ISAは他のいくつかの国際連盟に加え、GEFの初期メンバーとして参加。
このパートナーシップは以下の4つの主要分野に焦点を当てています。
・サーフィンにおけるeスポーツの現状分析
・世界のサーフィンシーンに利益をもたらす持続可能なeスポーツイベントの発展
・伝統的なスポーツとeスポーツ全体での平等、多様性、包括力、革新の原則を利用して向上させるためのイニシアチブをとる
・新たな層の観客、参加者、ファンを惹きつけるためのパートナーシップとプロモーションの機会を増やす
なお、eスポーツはオリンピックの正式種目として採用する動きもあり、東京オリンピックに合わせて世界大会も開催予定。
日本ではまだ発展途上ながら、海外では巨大な市場規模があり、人気ジャンルでは数億円の賞金額が支払われています。
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September 02, 2020 at 07:08AM
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