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電動スポーツネイキッド「ゼロSR/F」試乗レポート【最高速200km/h!】(WEBヤングマシン) - Yahoo!ニュース

電動バイクの最高峰に納得。所有欲をそそられるマシンだ

最高速200km/h・最大航続距離259kmのスペックを持つ電動バイク「ゼロSR/F」。千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された関係者試乗会には、15を超えるメディアが集まり、注目度の高さが窺えた。 ゼロモーターサイクルズは’06年にシリコンバレーで創業した電動バイクメーカーで、電装系はもちろん、他のバイクメーカーで活躍していたスペシャリストたちが在籍し、スポーツ性能の高い電動バイクをラインナップする。最新のSR/Fには、自社製14.4kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。同じく自社製のモーターは、600ccスポーツと同等の82kW(110ps)の最高出力を持ち、最大トルクはリッターマシンを遥かに凌ぐ190Nmを発生させる(参考:ホンダCBR1000RR=114Nm)。エンジンとモーターでは特性が違うので、単純に比較できるものではないが、試乗するとすぐにSR/Fが持つ質の高さが実感できた。 まず特筆したいのは、スロットルに合わせてクイックに反応する強烈な加速力だ。変速操作がないので、開ければ開けるだけもの凄い勢いで飛んで行くかのように加速する。このジェット機のような加速力は、羽根を付けたらホントに飛ぶかもしれないと感じられたくらい。調子に乗ってホームストレートで飛ばしすぎてしまい、1コーナー手前で「ヤバい」と焦りながらフルブレーキすると、「あれっ?」とびっくりするくらい車体はスムーズにコーナーを気持ちよく駆け抜けていく。「なんだこの安定感? ぜんぜん怖くないぞ」とメチャ楽しいのだ。 フルブレーキでも車体が安定して気持ちよく走れるのは、ショーワ製フルアジャスタブルの43mmBPF倒立フォークの恩恵が大きい。ここ数年、ゼロはショーワとサスペンションの開発を行っている。「アメリカ製バイク=大ざっぱ」なイメージもあるが、ゼロが滑らかで繊細な走りを求めている証だ。 そしてボクが雑なブレーキングやスロットル操作をしても、タイヤが滑ったりホイールスピンしないのは、ボッシュの電子制御技術・スタビリティコントロールのおかげだ。車重バランス、車両剛性、タイヤとのマッチングなどが良いことは言うまでもないが、とにかく「オレは上手いんじゃないか?」と勘違いしてしまうほど気持ちのよい走りができてしまう。走行モードはパワフルな「スポーツ」、回生ブレーキが強い「エコ」、雨でも滑りにくい「レイン」、スマートフォンと繋ぐことで好みの設定にできる「カスタム」など、全部で5つの設定ができる。 最大航続距離の259kmは条件のいい走行値なので、実際の街なかでは150~200kmくらいかなぁ…と思う。運転免許はAT大型二輪以上。価格は300万円と豪華だが、走行性能の良さ、デザインの良さ、希少さも相まって所有欲がそそられる。XEAM SHOPには試乗車があるので、先ずは電動バイクのスゴさを体験してみてはいかが? 〈写真01/02〉【ZERO SR/F】●全長×全幅×全高(mm):2130×810×1100 ●車軸間距離:1450mm ●シート高:787mm ●車体重量:約220kg ●原動機:Z-Force 75-10熱効率強化パッシブ空冷式永久磁石ACモーター ●最高出力:82kW/5,000rpm ●最大トルク:190Nm ●駆動用バッテリー:Z-Force 14.4バッテリーパック(リチウムイオンセル) ●バッテリー容量/充電時間:14.4kWh/レベル2(208V~240V)で4.5時間、レベル1(110V~120V)で8.5時間 ●一充電走行距離:最大259km ※高速道路(89km/h)なら159km、街乗り+高速道路(89km/h)の場合は198km ●タイヤサイズ:フロント3.50×17、リヤ5.50×17 ●車体色:レッド グレー ●メーカー希望小売価格:330万円(消費税込) 〈写真03〉車重は大型ネイキッドに近いが、スリムなシートでシート高も787mmと低く、股下73cmのボクでも足着きはベッタリ。ポジションは600ccのスポーツバイクと同じくらいの感覚。取り回しはとっても軽い。 [身長173cm、体重77kg] 〈写真04〉【自社製モーター&バッテリー|ライディングモードは5つ】ゼロの中でも最も大きい空冷モーターを搭載し、最高出力82kW(110PS)、最大トルク190Nm、最高速度200km/hの能力を発揮する。走行モードはスポーツ/ストリート/エコ/レイン/カスタムを選べる。 〈写真05〉前後にショーワ製フルアジャスタブルサスペンションを搭載。フロントは高性能な43mmBPF倒立フォークを採用し、高いコーナリング性能やブレーキング性能、安定した走りを実現する。 〈写真06〉静音性とモーター出力をロスなく後輪に伝えるためのベルトドライブ。 〈写真07〉【印象的なLEDヘッドライトやデザイン性も優れる各部】元ヴィクトリーモーターサイクルズのデザイナー、ブライアン氏がマシンデザインを担当。機能的でより洗練されたデザインは本国アメリカでも好評。 〈写真08〉(左)ボクが個人的に好きな角度。グラブバーのこの角度感がなんて美しいんだ…。(右)このシート形状がゼロ史上最も足付き性が良いバイクになった所以だ。 〈写真09〉【収納BOXやUSBポートを装備し、高いユーティリティ性を確保】スポーツ性能が高い=収納スペースがないことが多いが、収納スペースが確保されていることに驚いた。ヘルメットは入らないが、J1772の太い充電ケーブルを入れても500mlペットボトルが収納できる広さ。 〈写真10〉【充電は100Vと200Vに対応】電気自動車と同じ200Vの普通充電ソケットSAEJ1772を搭載し、外出先でも充電が可能。 〈写真11〉【充電時間はレベル2で4.5時間、レベル1で8.5時間※】(左)充電状態はメーターパネルに表示される。Bluetoothでスマートフォンと繋げば車両の詳細表示やモード設定も可能。(右)J1772の充電は200Vなのだが、100V変換プラグが標準で付属しているため、家庭用コンセントでも充電可能。※レベル2(208~240V)で4.5時間、レベル1(110~120V)で8.5時間 〈写真12〉輸入元のMIRAI代表・岸本ヨシヒロ氏。マン島TTやPPIHCに電動バイクで参戦し、ゼロと深いつながりを持つ。

――― 近藤スパ太郎[タレント/プロデューサー]環境番組のパーソナリティを担当したことを機に、電動バイクの強烈なパワーにひと目ぼれ。俳優・MCの他、企画プロデューサー、芸能プロダクションSPANCHOOSの代表を務める。 ●まとめ:近藤スパ太郎 ●写真/デザイン:輪

WEBヤングマシン編集部

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August 13, 2020 at 04:09AM
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