【シドニー=松本史】オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)は27日、消費者の明確な同意なくネット上の行動履歴などの情報を収集したとして、米グーグルを連邦裁判所に提訴したと発表した。グーグル側は争う姿勢を示している。
ACCCによるとグーグルは2016年、同社のアカウントを持つ消費者の情報収集で、新たな手法を導入した。グーグルと無関係のネットサービスやアプリを利用した場合でも、氏名などグーグルが持つ情報と結びつけて収集できるようになった。
グーグルはこうした変更について消費者に許可を求める際「グーグルによるデータ収集をコントロールできるよう、オプションでいくつかのサービスを導入した」などと表示した。ACCCはこの通知では「消費者はデータがどのように使われるかについてきちんと理解できなかった」と主張。「グーグルは明確なインフォームドコンセント(説明と同意)を得ていない」とした。
グーグルは消費者が変更を受け入れるかは任意だったと述べ、「明白かつ分かりやすい通知で許可を求めた」と反論した。ACCC側の主張が認められた場合は、裁判所が是正や罰金の支払いを命じるケースもある。
ACCCは19年10月には、位置情報の収集や利用を巡って消費者への適切な説明を怠ったとしてグーグルを提訴している。
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July 27, 2020 at 05:00PM
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豪競争当局、グーグルを提訴 個人情報収集巡り - 日本経済新聞
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