2月、大相撲春場所のためにJR新大阪駅に到着したマスク姿の力士たち
新型コロナウイルスに対応するための緊急事態宣言が4日、今月末まで延長された。これでスポーツの開催はさらに遠のいた。大相撲は24日初日の予定だった夏場所(東京・両国国技館)の中止と、7月の本場所の東京開催を決めたが、長期的に難しい感染防止と向き合う。6月中のプロ野球開幕、Jリーグ再開も厳しい見通しとなった。
寝食を共にする団体生活が基本の相撲界は、1人が感染すれば一気に拡大する恐れがつきまとう。3月の春場所は無観客で乗り切った。しかし4月10日に力士で初の感染が判明。その後、相撲を取る稽古を自粛するなどの対策を講じたが、同25日に高田川親方(元関脇安芸乃島)と弟子の十両白鷹山ら6人の感染が明らかに。密閉、密集、密接の「3密」環境が多い角界の感染防止の難しさが浮き彫りになった。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「相撲部屋は一つの家族。それぞれで対策をしている」と述べるが、これといった決め手はない。7月に力士集団が名古屋へ移動するリスクは避けたが、大相撲特有の生活形態を考えると懸念は払拭しきれない。
プロ野球は5月11日の12球団代表者会議で開幕日を決定したい構えだったが不透明な状況になった。ペナントレース前半戦の期間をほぼ棒に振る可能性が高く、オールスター戦の開催も危うくなりそうだ。
度重なる延期を強いられ、当初は慎重だった無観客試合も受け入れる姿勢へ転換した。無観客であってもチームが集団で移動する際のリスクは残り、斉藤惇コミッショナーは「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)が強く求められる中、国民の理解が得られないと難しい」と話す。
2月下旬から全公式戦を中断しているJリーグの村井満チェアマンは、最短で6月中旬の試合実施との望みも持っていたが、実現は厳しくなった。J1、J2、J3の全56クラブは既にトップチームの全体練習を休止。緊急事態宣言の延長で身体的、精神的に調整できない期間は長引く。
複数のクラブは現状が続けば、秋には資金繰りが厳しくなる見通しを公表。DAZN(ダ・ゾーン)の放送権収入に直結するリーグ戦ができなければ、Jリーグ自体への打撃も懸念される。スポーツ関連事業の財源となっているサッカーくじへの影響も心配される。
- ニュース
- スペインリーグ練習再開へ 5月5日 0時18分
- サッカー、独リーグで10人陽性 5月4日 23時48分
- ゴルフ、マキロイらが支援で対戦 5月4日 23時42分
- NFL、国外試合取りやめ 5月4日 23時42分
- 4年で400億円赤字の恐れ 5月4日 21時57分
"スポーツ" - Google ニュース
May 04, 2020 at 05:55PM
https://ift.tt/3fiKmM5
スポーツ開催さらに遠く - 大分合同新聞
"スポーツ" - Google ニュース
https://ift.tt/2CNiCNr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "スポーツ開催さらに遠く - 大分合同新聞"
Post a Comment