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プロスポーツ 感染防ぎつつ段階的な再開を - 読売新聞

 スポーツには見る者を勇気づける力がある。感染抑え込みの状況を見極めながら、段階的に再開することが望まれる。

 新型コロナウイルスの影響により、公式戦が中断・延期されているプロスポーツで、再開の動きが目立ってきた。

 台湾や韓国ではプロ野球が開幕した。無観客からスタートした台湾は、観客を2000人入れて試合が行えるようになっている。

 サッカーは、韓国のKリーグが開幕したほか、ドイツのブンデスリーガが欧州の主要リーグでは初めて、無観客で再開された。

 これまで外出を制限されてきた人たちにとって、明るい希望を与えたのではないか。

 日本のプロ野球は、来月19日の開幕が発表された。感染対策のため、当面、無観客で試合が行われる。サッカーJリーグは6月下旬~7月上旬の再開を目指している。いずれも、感染症の専門家チームの提言を踏まえたものだ。

 プロ野球もJリーグも、試合に向けた指針作りを進めている。選手やスタッフに感染が広がれば、試合を再び中断せざるを得なくなる可能性もある。綿密な感染防止策が欠かせない。

 抗体検査やPCR検査を実施して、感染の恐れがないことを確認することが重要だ。選手たちが不安なく戦える状況を作り出すことにつながろう。

 感染リスクを減らすため、選手の移動をできるだけ少なくする試合日程を組む必要もある。ベンチの選手がマスクを着用したり、選手同士のハイタッチを禁止したりする取り組みが考えられる。

 今後の無観客試合については、ネット配信やテレビ中継などが行われる見通しだ。映像を通じて選手たちの躍動感あふれるプレーが楽しめることだろう。

 観客を入場させての試合開催は、地域の感染の収束状況を確認した上で、判断することになる。入場者の検温や観客同士の間隔確保などの対策が大切である。

 会場の感染防止策の有効性を検証しつつ、段階的に入場者数を増やしていくことが求められる。

 プロスポーツの中には、激しい接触プレーを伴うものもある。

 大相撲では、体と体をぶつけ合うことに加え、稽古場が密閉空間になりがちだ。今月には、28歳の現役力士がコロナで死去するという悲しいニュースがあった。

 日本相撲協会は力士や親方ら全協会員を対象に抗体検査を続けている。競技の特性を踏まえた対策を講じていきたい。

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May 27, 2020 at 03:00AM
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