米政権の新型コロナウイルス対策チームのファウチ国立アレルギー感染症研究所長は、開幕が延期されている大リーグなどの米主要スポーツについて年内開催は極めて困難との見解を示した。29日までにニューヨーク・タイムズ紙(電子版)のインタビューに答えた。

ファウチ氏は短時間で結果が判明するウイルス検査の不足を指摘。「選手やファンの安全が全てに勝る。安全を保証できなければ、今季はスポーツなしで過ごさないと、と言わねばならない」と述べた。

米国ではプロバスケットボールNBAや北米プロアイスホッケーNHLもシーズンを中断している。(共同)