カーリースでは車に関する税金や自賠責保険料などの法定費用はもちろん、オプションプランの追加などによって車検費用や部品交換費用も定額制にすることができます。しかし、燃料費は別に用意しなければなりません。そのため車選びの際には燃費性能を必ず確認しておくようにしましょう。
ここではスバル「インプレッサスポーツ」の燃費について紹介します。
インプレッサスポーツの燃費の特徴
インプレッサスポーツに搭載されるエンジンはすべてスバル伝統の水平対向エンジンです。現行の5代目インプレッサスポーツには新開発の2.0L直噴と1.6Lが採用されました。
エンジンのほぼすべての部品を新設計し高剛性・軽量化、摩擦の低減を実現したことで、走行性能と燃費性能が向上。さらにトランスミッションには改良によって発進加速性能と高速巡航時の燃費の双方を向上させたリニアトロニックを組み合わせました。インプレッサスポーツはダイレクトな加速感で走る喜びを感じさせながらも、優れた燃費性能を持つモデルとなっています。
インプレッサスポーツのカタログ燃費
インプレッサスポーツのJC08モードカタログ燃費は以下のとおりです。
・2WD
グレード | 燃費 |
---|---|
1.6i-L EyeSight | 17.2km/L |
1.6i-S EyeSight | 16.4km/L |
2.0i-L EyeSight | 17.0km/L |
2.0i-S EyeSight | 16.0km/L |
・AWD(常時全輪駆動)
グレード | 燃費 |
---|---|
1.6i-L EyeSight | 16.2km/L |
1.6i-S EyeSight | 16.2km/L |
2.0i-L EyeSight | 16.8km/L |
2.0i-S EyeSight | 15.8km/L |
インプレッサスポーツとライバル車のカタログ燃費を比較
同クラスのライバル車と燃費を比較して、インプレッサスポーツにどのようなメリットがあるのかを確認してみましょう。ここではトヨタ「カローラスポーツ」とマツダ「MAZDA3 ファストバック」と比較してみます。
トヨタ「カローラスポーツ」

「新世代ベーシックカー」として、2018年6月にオーリスの後継車として登場したカローラスポーツは、コネクティッド機能を標準装備した新しいモビリティライフを体現する車です。
カローラスポーツのJC08モードカタログ燃費はハイブリッド2WD車が30.0~34.2km/L、ガソリン2WD車が15.4~19.6km/L、4WD車が17.2km/Lとなっています。
ハイブリッド車がラインナップされているので車種の燃費としてはカローラスポーツが有利ですが、ガソリン車同士の比較ではインプレッサスポーツとカローラスポーツの燃費性能は同程度といっていいのではないでしょうか。
マツダ「MAZDA3 ファストバック」

優れた安全性能と走行性能を備え、バランスの取れたモデルとして人気があるのがマツダ「MAZDA3 ファストバック」です。エレガントなエクステリアのデザインや上質なインテリアがマツダならではの魅力を放っています。
MADZA3 ファストバックのWLTCモード燃費はガソリン2WD車が15.6~17.8km/L、4WD車が15.8km/L、クリーンディーゼル2WD車が17.2km/L~19.8km/L、4WD車が16.2~18.8km/Lです。
MAZDA3 ファストバックで採用されているWLTCモードはインプレッサスポーツで採用されているJC08モード燃費と計測方法が異なるため一概に比較はできませんが、両者のガソリン車の燃費性能にはそれほど大きな差はないと考えていいでしょう。
インプレッサスポーツの実燃費

JC08モード燃費においては、カタログ燃費と実燃費の間に差があるのが一般的です。そのため燃費をチェックする際はカタログ燃費と併せて実燃費もチェックするようにしましょう。
JC08モード燃費は、平坦でまっすぐな道でライトやエアコンなどを使わずに一定の条件下で計測されているもので、指標に使われる数値です。しかし、日常生活では坂道などさまざまな場所で走行することから、どの車でもカタログ燃費と実燃費との乖離が生まれるのです。路面の状態や運転の仕方によって実燃費は変わりますが、JC08モード燃費では平均3割程度はカタログ燃費よりも実燃費が低くなるといわれています。
現在、インプレッサスポーツに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e 燃費」によると、インプレッサスポーツの実燃費は2WD車が11.19~13.04km/L、AWD車が11.68~11.90km/L。インプレッサスポーツの実燃費とカタログ燃費の差は概ね平均値内に収まっているといえるでしょう。
インプレッサスポーツの走行性能
車の本分ともいえる走行性能に関してもしっかりとチェックしておきましょう。
次世代のプラットフォームが実現する車との一体感
現行型のインプレッサスポーツでは次世代のプラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用しています。この新しいプラットフォームはドライバーのステアリング操作に対してダイレクトに反応することが特徴。ドライバーに車との一体感のある運転感覚、意のままに車を操る楽しさを提供します。
衝撃が少なく、静かで快適な乗り心地
「SUBARU GLOBAL PLATFORM」は抜群のステアリングレスポンス、そして剛性の高さや低重心化によって、揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。さらに突起物や悪路から受ける衝撃を和らげるので微振動やショックが少なく、会話が楽しめる静粛性を確保。ドライバーだけでなく、すべての乗員がドライブを楽しめるように工夫されています。
質感の高い走りが自慢のインプレッサスポーツ
スバル自慢の水平対向エンジンと新プラットフォームが質感の高い走りを実現しているインプレッサスポーツ。実燃費とカタログ燃費の差が少ない点も優秀です。ドライバーはもちろん、乗る人すべてが快適に過ごせる車としてあなたのカーライフを彩ってくれることでしょう。
よくある質問
Q.インプレッサスポーツのカタログ燃費はどのくらい?
A.インプレッサスポーツのJC08モードカタログ燃費は2WD車が16.0~17.2km/L、AWD車が15.8~16.8km/Lです。ライバル車であるトヨタ「カローラスポーツ」やマツダ「MADZA3 ファストバック」と比較しても引けを取らない燃費性能を備えています。
Q.インプレッサスポーツの実燃費はカタログ燃費とどのくらいの差があるの?
A.インプレッサスポーツの実燃費は2WD車が11.19~13.04km/L、AWD車が11.68~11.90km/L。カタログ燃費とは差がありますが、インプレッサスポーツで採用されているJC08モード燃費ではカタログ燃費と実燃費との間で3割程度の差が出るのが一般的とされています。その点を考慮すると、インプレッサスポーツの実燃費は十分な数値だといえるでしょう。
Q.インプレッサスポーツの走りや乗り心地は?
A.インプレッサスポーツは高剛性・低重心化した次世代のプラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用によって抜群のステアリングレスポンスを実現し、一体感のある走りが楽しめるのが特徴です。また、安定性にも優れているので、揺れや衝撃の少ない快適な乗り心地でドライブが楽しめるモデルといえるでしょう。
※記事の内容は2020年2月時点の情報で執筆しています。
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March 05, 2020 at 10:34AM
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