新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小中学生が所属する京都府乙訓地域の大半のスポーツクラブは、練習や試合の開催など活動再開のめどが立っていない。学校のグラウンドは利用できず、スポーツ施設を管理運営するスポーツ協会側も自粛を呼び掛けている。室内競技の団体では、子どもたちのクラスター(感染者の集団)発生の不安から活動休止に追い込まれている。一方、屋外競技では一部の団体が練習を再開、子どもたちがスポーツをすることの喜びを実感している。
乙訓2市1町の小中学校は休校に伴い、スポーツクラブにグラウンドや体育館の使用を認めていない。向日市民体育館や長岡京市の西山公園体育館は開館しているが、いずれもトレーニング室を閉めている。同市スポーツ協会は31日までの施設利用を受け付けず、「各競技団体に積極的に自粛を促している」として、バドミントンやトランポリンなど多くのチームが練習を休んでいるという。
全館休館中の大山崎町体育館を拠点にしている京都フューチャーフェンシングクラブは3月2日から活動を控えている。コーチの大柴光朗さんは「大事な大会も続く予定だった。苦渋の判断」と肩を落とした。現在、クラブの選手たちは各家庭で過去の試合のビデオで自分のプレーを見直したり筋力トレーニングをしたりしているという。洛央小5年の女子児童(11)=京都市下京区=は「小学校最後の大会が中止になって悲しい。早くみんなと練習したい」と語る。母親の薫さんは「我慢の時期と思うしかないが、試合への強い気持ちが保てるか心配」と話した。
一方、3月1日から活動を自粛していた女子小中学生のサッカーチーム「長岡京SCレディース・ガールズ」は10日から、自由参加で練習を再開した。チーフコーチの川田雄一郎さんは「家でじっとしているよりサッカーをしたいという子どもたちの思いを大切にした」と話す。
練習再開の初日、所属する34人全員が長岡京市下八ノ坪の市スポーツセンターに顔をそろえた。高槻第一中2年の女子生徒(14)=大阪府高槻市=は「自宅や道路で自主練習しているより、みんなとグラウンドでサッカーができてうれしい」と喜ぶ。川田さんら指導陣は、選手たちにうがいと手洗いを徹底させ、引き続き体調管理を強く促していくという。
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March 28, 2020 at 05:50PM
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スポーツクラブ再開いつ、児童ら「大会中止で悲しい」 施設借りられずクラスター不安で自粛も|社会|地域のニュース|京都新聞 - 京都新聞
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